保護施設からやってきた BOYとの日常 

元保護犬くん 我が家のBOYとの日常を記録

保護犬・ 猫 施設からの 命のバトン

Boyは大分落ち着いてきています。

日増しに、安心感が出てきているようです。

 

一匹で寝られるようになって、それが普通になってきました。

ただ、ちょっと長い留守の時は、かなり元気がある男の子なので怪我が心配。

いたずらも。

お互いに嫌な気持ちになるので、まだまだ対策が必要なようで、日々研究をしています。

ジャンプ力が凄いのでハイタイプのゲート?サークルを購入しました。

 

そして新しい発見が。

Boyは、隙あらばお膝に乗ってくるのですが

来た当初はなかったのに、抜け毛が自分の膝の上にびっしり。

 

前飼っていた犬種が、動くたびに毛をまき散らす、みたいなワンちゃんだったので

Boyは、抜け毛が少ない犬種なのかと思っていたら

普通に結構抜ける、、

 

それは

保護施設の方々が、新しいお家で

嫌がられないように

可愛がられるように

ブラッシングをかなり念入りにして送り出してくださったからでした。

保護施設の日々の様子を、ホームページでみてわかりました。

トライアルが決まると、新しいお家に行く前に

まるで嫁ぎ先に娘を送り出すように

いや、それ以上?

大切に大切に

一生懸命、ブラッシングや、シャンプーや

とても丁寧にされていて

新しい家にいくまで、

一緒に沢山遊んで送り出してくれて

 

トライアルでお預かりをしたとき

沢山の可愛いおもちゃと、大量の美味しそうな犬用のおやつとともに

お預かりをしました。

それはまるで

 

「くれぐれもうちの子を末永く

よろしくお願いします。」

 

という

まさに、命のバトンを渡された気持ちでした。

 

 

保護施設にいたBoyの仲間たち

この何か月か、ずっとホームページをのぞいていたのですが

あのワンちゃん、ねこちゃん、里親さんが決まるといいな、と

久々にのぞいたら

次々に、決まっていました。

 

Boyとずっと親友だったgirlちゃん

あのあとずっと寂しそうで浮かない顔をしていた、ということを知って

ずっと気になっていました。

BOYもgirlちゃんがいなくて寂しそうで

一緒にいた方が良かったのではないか、と思うくらい

 

でも

トライアル、里親さんが見つかったという報告が、、

本当に良かったです。

ずっと気になっていて

でも2匹は飼うことはできないし…

と思っていたので。ほっとしました。

 

保護施設の方が、一生懸命、お世話をされ

それぞれのワンちゃん、猫ちゃん、の良さを伝えてくれているからですね。

皆さん、ボランティアですが、本当に頭が下がる。

 

 

一匹でも多く、命を救う

まるで命のバトンを渡しているかのように

 

国内では毎年約10万頭もの犬猫が殺処分されているそうです

 

外の世界を知らない子

ご飯を定期的に食べる、という当たり前のことを知らない子

世話をしてもらえるということを知らない

飢えて いつも満たされることなく

世話もされることもなく

名前さえも呼ばれることもなかったり

 

 

そんな子たちの命を守り

不安、不信の塊

頑なな心を溶かして

まっすぐ直向きな心で接し、生まれ変わらせてくれる

 

保護施設の方々の活動は

本当に

命のバトンをつなげてくれているようです。

 

Boyも、その方々のおかげで命をすくってもらいました。

私もバトンを渡してもらいました。

 

リードで外を歩くことは初体験

外は怖く、人も車も 怖く

そして、本来当たり前にある

様々な自然現象も

 

でも今はお散歩が大好きになりました。

散歩を楽しめる 犬になり

どんどん変わっていっています。

 

しかし、私たち人間は ちっとも変わらないですね。

保護犬たち、保護猫たちが

檻の中で暮らす理由は

全部、愚かな人間たちの罪、ということを考えさせられます。

 

 

Boyが私たちに出会い

生きていけることは 奇跡

当たり前のことではなかった

保護施設の方々の活動が出あわせてくれた、と

感謝しています。

 

保護施設の仲間たちも次々に新しい家族へ

命のバトンが渡されていくようです。

 

私たち家族はBoyがきて幸せになりました。

Boyにとっても、、幸せでありますように。

 

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