保護施設からやってきた BOYとの日常 

元保護犬くん 我が家のBOYとの日常を記録

保護犬君が我が家の家族に

昨年、最愛の愛犬がお空に旅立ち、約半年

深い悲しみの中にいたけれど

やはり、犬が、とネットをこっそり毎日のようにみていたら

保護犬シェルターの、里親募集!のワンちゃんの中で

とても気になる犬がいて

 

訴えるような瞳でみつめている

どこか控えめな眼差しの中で、何かを訴えるように、物静かに見つめてくる姿

その子のことが頭から離れなくなって

 

何より、昨年まで飼っていた犬にどこか似ている姿

おまけに、うちの子どもと、誕生日が一緒!

誕生日といっても、本当の誕生日は不明

実際には、保護施設に保護された日なのですが

運命というか、出会いを感じ

 

思い切って、里親の募集に応募し

そして、2か月

 

先日は、その保護犬くんがきてくれてから、2週間が経過した日でした。

 

保護犬を譲渡してもらうにはいろいろな手続き、審査があって

今は、犬を預かっても、経済的に、とか、先住犬との相性で、とか、

思った犬と違うなど、様々な理由で、再び保護施設に返却されたり

あってはならないことだけれど、虐待するために、保護犬を預かるような人もいたりと

保護犬を預かるのも、家庭から、経済状況から、いろいろと結構厳密な審査が必要らしいですが、当然のことですね。

せっかく、保健所での預かりから命が救われたワンちゃんたちが、またつらい目に合ったら

本当に悲しいことなので。

 

面会を何回か行って、里親の審査をクリアすると、

ワンちゃんをお預かりして、2週間のトライアル期間があり

そして、正式な譲渡

このトライアル期間は、双方にとって、有難い期間です。

 

あの子がきて、この2週間

まるで、一か月以上、あるいはそれ以上、随分と経過した気がします。

 

多頭飼育崩壊現場で、保健所に。

過酷な現場だったと聞きました。

そして保健所で保護施設の皆様に救われて、保護犬シェルターに。

かなりの数と聞いた多頭飼育の中で、どのような飼い主さんのもとで

どのように生活していたかもわからないので

どう接したらいいかわからないことも。

 

私で大丈夫なのだろうか

私に、この子のこれまでの心の傷をすべて受け入れることなんてできるだろうか

沢山の犬の中で過ごしていたこの子は、一匹になってしまい幸せなのだろうか

あの保護施設にいて、みんなと過ごした方が幸せではないだろうか

迷いがあった日もあった

いろいろな方の体験談を読ませていただくと

犬を大切に、犬の幸せを思ったら

悩むのは当然だ。

 

でも、私を含む、家族の、トライアル2週間後の答えは決まっていました。

あった時から

この子を大切にしてあげたい、と、思ったから

里親に応募したので。

 

正式な譲渡の手続きは、メール一本で簡単なもので

保護施設からは

「末永く、よろしくお願いいたします」

というメールをいただいた。

 

末永く大切にします。

 

これから、保護犬くんとの日常を綴っていこうと思います。