保護施設からやってきた BOYとの日常 

元保護犬くん 我が家のBOYとの日常を記録

BOYとのお散歩

桜が綺麗でしたが
葉が多くなりました。
お散歩には最高の季節です。

BOYのお散歩は毎日行っています。
BOYは、多頭飼育で飼われていて、外の世界を知りませんでした。
その期間は、3年間
犬の寿命が15年ぐらいだとすると、約5分の1。
生涯の5分の1の日々を、閉じ込められていた事に
人間が80年の寿命だとすると、16年。
生まれてから、子ども時代の1番楽しい時期に
ずっと、ケージ?か狭い中に。。


外の世界を知らないboy
お散歩に連れ行きました。
始めは人が怖くて、車が怖くて
自然現象さえも怖くて。

全く歩けず……

でも、少しずつ慣れて
日毎に、お散歩の時間が長くなり
今では、なかなか散歩から帰りたがりません。

見るもの全てが初めてのことで、目を輝かせている
楽しくて、引っ張る引っ張る。
そうだね、ずっと外の世界を知らなかったから。
取り返すかのように、いろいろな事に触れ合っています。


家に帰ってきても、ずっとお外ばかりを見ています。

いつも連れて行きたいけど
一日、一回がやっと

でも、いろいろなところに連れていってあげようと思います

ありがとう
あんなに、毎日
お散歩

喜んでくれて

初、ペットホテル

BOYが来てから初めて長時間留守にしなくてはならはなくて、ペットホテルに預けました。
ペットホテルはありがたいです。
様子をメールで、頻繁に報告してくれるので安心。
BOYは、多頭飼育現場から、保健所、保護施設なので、犬がたくさんいる中では慣れているようで、お利口さんにしていたようです。
ただ問題が。
ペットホテルでは、遊びのために、一日のある時間、犬たちを広めの部屋に解放してくれるのですが、その柵を飛び越えてしまったそう。 
なかなかそんな小型犬はいないようで、驚かれました。
保護施設でも、普通の柵を飛び越えてしまうので、急遽、ハイタイプを用意したとか。

BOYは、ほぼ物静かな男ですが、運動神経がすごくて、とにかくジャンプが高い。
少しでも人間に構ってもらおうと、エサをもらおうと必死、そしていつか外の世界に出ようと必死で
いつの間にか鍛えられたのでしょう。

まだ自宅でも、お留守番は難しく、ゲートで囲って外出したら、飛び越えたのか、様々なイタズラの痕跡が。
イタズラだけでなく、怪我も心配なので、屋根付きのケージでないと難しいみたいです。
対策しないと、です。
できれば広いところに居させてあげたいのですが。
活発な犬の留守番問題、皆さまどうされているのだろう。。



BOYの保護施設での仲間たちが次々、里親さんが決まって
中でも、BOYの親友のgirlちゃんが決まり、喜んでいます。
でも、保護犬のトライアルでは様々な問題があるようです。
トライアル中止、残念の子もいたりして、なかなか難しいようです。

命のバトンが沢山、沢山、繋がっていきますように。


[:

保護犬・ 猫 施設からの 命のバトン

Boyは大分落ち着いてきています。

日増しに、安心感が出てきているようです。

 

一匹で寝られるようになって、それが普通になってきました。

ただ、ちょっと長い留守の時は、かなり元気がある男の子なので怪我が心配。

いたずらも。

お互いに嫌な気持ちになるので、まだまだ対策が必要なようで、日々研究をしています。

ジャンプ力が凄いのでハイタイプのゲート?サークルを購入しました。

 

そして新しい発見が。

Boyは、隙あらばお膝に乗ってくるのですが

来た当初はなかったのに、抜け毛が自分の膝の上にびっしり。

 

前飼っていた犬種が、動くたびに毛をまき散らす、みたいなワンちゃんだったので

Boyは、抜け毛が少ない犬種なのかと思っていたら

普通に結構抜ける、、

 

それは

保護施設の方々が、新しいお家で

嫌がられないように

可愛がられるように

ブラッシングをかなり念入りにして送り出してくださったからでした。

保護施設の日々の様子を、ホームページでみてわかりました。

トライアルが決まると、新しいお家に行く前に

まるで嫁ぎ先に娘を送り出すように

いや、それ以上?

大切に大切に

一生懸命、ブラッシングや、シャンプーや

とても丁寧にされていて

新しい家にいくまで、

一緒に沢山遊んで送り出してくれて

 

トライアルでお預かりをしたとき

沢山の可愛いおもちゃと、大量の美味しそうな犬用のおやつとともに

お預かりをしました。

それはまるで

 

「くれぐれもうちの子を末永く

よろしくお願いします。」

 

という

まさに、命のバトンを渡された気持ちでした。

 

 

保護施設にいたBoyの仲間たち

この何か月か、ずっとホームページをのぞいていたのですが

あのワンちゃん、ねこちゃん、里親さんが決まるといいな、と

久々にのぞいたら

次々に、決まっていました。

 

Boyとずっと親友だったgirlちゃん

あのあとずっと寂しそうで浮かない顔をしていた、ということを知って

ずっと気になっていました。

BOYもgirlちゃんがいなくて寂しそうで

一緒にいた方が良かったのではないか、と思うくらい

 

でも

トライアル、里親さんが見つかったという報告が、、

本当に良かったです。

ずっと気になっていて

でも2匹は飼うことはできないし…

と思っていたので。ほっとしました。

 

保護施設の方が、一生懸命、お世話をされ

それぞれのワンちゃん、猫ちゃん、の良さを伝えてくれているからですね。

皆さん、ボランティアですが、本当に頭が下がる。

 

 

一匹でも多く、命を救う

まるで命のバトンを渡しているかのように

 

国内では毎年約10万頭もの犬猫が殺処分されているそうです

 

外の世界を知らない子

ご飯を定期的に食べる、という当たり前のことを知らない子

世話をしてもらえるということを知らない

飢えて いつも満たされることなく

世話もされることもなく

名前さえも呼ばれることもなかったり

 

 

そんな子たちの命を守り

不安、不信の塊

頑なな心を溶かして

まっすぐ直向きな心で接し、生まれ変わらせてくれる

 

保護施設の方々の活動は

本当に

命のバトンをつなげてくれているようです。

 

Boyも、その方々のおかげで命をすくってもらいました。

私もバトンを渡してもらいました。

 

リードで外を歩くことは初体験

外は怖く、人も車も 怖く

そして、本来当たり前にある

様々な自然現象も

 

でも今はお散歩が大好きになりました。

散歩を楽しめる 犬になり

どんどん変わっていっています。

 

しかし、私たち人間は ちっとも変わらないですね。

保護犬たち、保護猫たちが

檻の中で暮らす理由は

全部、愚かな人間たちの罪、ということを考えさせられます。

 

 

Boyが私たちに出会い

生きていけることは 奇跡

当たり前のことではなかった

保護施設の方々の活動が出あわせてくれた、と

感謝しています。

 

保護施設の仲間たちも次々に新しい家族へ

命のバトンが渡されていくようです。

 

私たち家族はBoyがきて幸せになりました。

Boyにとっても、、幸せでありますように。

 

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新しい風

新しい風といっても
新しいことが起こるような、ワクワクするような素敵な話ではなく、、
風があたらしいというお話なのですが

うちのBOYは、多頭飼育崩壊現場から保健所、そこで保護施設に保護され命を救ってもらえたのですが、飼育現場から外に出た事がなく、窓もなかったか、あっても日が当たらなかったのか、お日様が珍しいというのがわかりました。
そして、初のお散歩では、ビクビク、キョロキョロ、全てのものが初体験でしたが
すぐ立ち止まってしまうので、なんでかな?と思ったら、

風にあたるのが初めての経験!
風が吹くたびに、不思議そうな顔をして立ち止まる。
風が初経験だったのです。
先日の強風の時には、怖くて動けなくなってしまった。
確かに、自然現象って、初めて出会うと怖い事ばかりですね。
なるほど、と勉強になりました。

生まれた時から当たり前にあった自然の現象が、もう成犬になったBOYにとっては、新しいことばかり。

これから一緒に沢山経験していこうね✨

分離不安

我が家にBOYがきて、あと少しで1ヶ月になります。

分離不安はひどく、そばに居なくなるだけで大変。寝る時は寂しいのかずっと吠えてしまったり、寝ないでずっと起きていたり。

でも、昨晩は、初めて1匹だけで朝まで寝ることができました!!

保護された、多頭飼育現場では、かなり多数の犬と一緒。
なかでも、同じ犬種のgirlちゃん、2匹は、保健所に収容され、保護施設に保護された時も一緒。
親子か兄弟か、親友。
世話もされず、誰にも構ってもらえず、時には長期にわたり餌さえ与えられていなくても、いつも仲間たちがいて、寂しい思いはしていなかったのかもしれません。。

どこにもついてきて、いなくなるだけで大騒ぎ。
それは可愛いのですが、座ると必ずお膝の上、仕事をしたりすると、鼻先で邪魔を。
保護施設では、嫉妬深いと言われていた、BOY
テレワークがある私や家族は、ちょっと悲鳴も。
立ちながら何かをやったりして、お互いが嫌にならないよう、対策をしています。

夜は、このひと月はずっと添い寝でした。
添い寝は、前のBOYの最後の時以来です。
でもBOYのためなら、と、身体が痛くなりながら、、1ヶ月。

やっと昨日、BOYだけで朝まで静かに寝ることができて、寝る時の分離ができました!
良かった✨
これからはお互いの睡眠が良くなります。
また、一つ進歩です!


こうしたリラックスの体制をしてくれるようになりました。
少しずつ進歩
嬉しい日々です✨✨

日向ぼっことジャンプ

先程、BOYとお散歩に行ってきました。
BOYは、日の当たらない、多頭飼育の場にいたので、お日様が珍しいらしい。
気に入って、いつも陽の光を浴びています。
外の世界を全く知らないという事で、お散歩の最初は何事にもビクビク、キョロキョロと怯えていましたが、少しずつ慣れて、今は朝になったら待ち構えています。
大分慣れてくれました。
お散歩に連れていくとわかると、凄い高いジャンプをして喜びを表現してくれます。
そのジャンプが凄く高いので驚きます。
狭いケージに生まれてからずっと閉じ込められ、檻のような柵から、ずっとずっと出ようとしていたのか、凄いジャンプ力で、一般的な高さ80cmのケージでは飛び越えてしまうとの事。
飼育現場に人間が来た数少ない機会の時に、ジャンプをして少しでも構ってもらおうと必死でアピールしていて、さらにジャンプ力がついたらしいです。
ダックスが入っているので、腰を痛めるからやめさせたいのですが。

日々、接していると、様々な過酷な状況がわかってきて、余計に愛しくなります。

BOYが来て3週間。
3時間が無事すぎたら、3日、そして3週間と愛情をかけて、お互いにうまくいくように過ごしてきました。次の目標は3ヶ月。

保護犬は、虐待されていた犬も少なくないので、心を開いてもらうのが大変と聞きます。
少しずつ、少しずつですが、BOYの心がリラックスしてきているのがわかるので、良かった✨


初トリミング❣️

BOYがきてくれて
正式譲渡になったら行こうと決めていた、トリミングに行ってきました。

昨年、お空にいった愛犬は18歳
10歳を超えたら、トリミングはなかなか受け付けてもらえなくて、
爪だけはお願いしていましたが、私がカット。
何年かで少しは上達したものでしたが、我が家にとっても久しぶりのトリミング。
BOYを正式に譲渡をしてもらったら、記念というか
まず行こうと決めていました。

BOYにとっては初めてのトリミング
最初の飼育現場で保護された時は、シャンプーなど手入れをされていた気配はなく、
毛が絡まっていたりと、大変だったとか。
保護施設で、丁寧に毛の絡まりをとってもらい、相当、大変だっただろう、と思います。
シャンプーは、トリマーの資格を目指す学生さんが、ボランティアで実習をかねてやってくれていたそうです。
保護施設のボランティアさんには、本当に頭が下がります。

カットは初めての経験。
どうだったかな??

施術中、トリマーさんとのアイコンタクトもバッチリで、
大人しく頑張ってくれた、とトリマーさんには言ってもらいました。

BOYは、ほとんど吠えず、大人しく
構って、のアピールはありますが、本当にお利口さん。

多頭飼育の中で、最初の飼い主さんに少しでも構ってもらおうと、
日々、凄く頑張っていたのだろうと、聞きました。


苦労していたんだね。。
幸せにするよ。

サービスで撮っていただいた写真

犬生初のトリミング、可愛くしてもらい、良かったね。


可愛くとってもらったけど、緊張しているのか
本当はもっとイケメンさん💛